ツーリング特集

花の絶景が美しいひたち海浜公園

ひたち海浜公園の概要

日本の風土と特徴的な四季、海に囲まれ大陸とは隔たりのある島国日本は、高度な経済社会が進みましたが、その一方で自然を残そうとする活動も行われています。
風光明美な場所は、見ているだけで心がいやされるもの。
ましてや、その風景を背景に走りたいと願うのは、ライダーたちの願望をそのものとも言えます。

そのような中、日本の国営公園でもある「ひたち海浜公園」は、特におすすめの場所です。
戦前は、前渡飛行場として開発されていましたが、戦後はアメリカ軍が利用し、その後返還されると公園として整備されることになりました。
茨城県内でも、有数の花の名所の一つであり、季節を通して様々なイベントも行われています。

ひたち海浜公園の主なイベント

かつては、東京ディズニーランドの候補地でもありましたが、その広さは東京ディズニーランドの約7倍もあるんです。
しかし、実際に公園として利用されているのは、全体の半分程度で後は手つかずの状態です。
とはいえ、その広さは半端なく、公園は七つのエリアに分かれています。

入園料は、高校生以上が450円で、65歳以上は210円、また20名以上の団体については割引きが適用されます。
ひたち海浜公園の主なイベントとしては、春に開催されるフラワリング、ひたちなかフラフェスティバルを始め、イベントなどは四季を通して、定期的に開催されています。

ひたち海浜公園の魅力はここにある

メインとなるのは西口エリアで、様々なフラワーガーデンやレストランなどがあります。
水のステージでは、約 10,000人もの収容できる観客席があり、毎年のイベントでにぎわいを見せています。
そのほかにも、自然美あふれる樹木エリア、みはらしエリアなど、魅力いっぱいの光景が広がります。

草原エリアでは、バーベキューが楽しめるほか、アスレチックやディスクゴルフコースなどもあります。
砂丘エリアには、様々な方法があるほか、ロックガーデンやサンドガーデンで、多種多様な植物を観察することができます。
また、南口エリアは、噴水のある広場で、プレジャーガーデンエリアには、園内を一望できる観覧車などがあります。
こちらでは、BMX古墳などがあり、モトクロスを楽しむことができます。

ひたち海浜公園のおすすめルート

ひたち海浜公園までは、遠方の方のいらっしゃると思いますので、場合によっては鉄道を利用し、現地でレンタルバイクを利用すれば、水戸駅からのルートが基本的におすすめです。
東京方面からは、北関東自動車道~常陸那珂有料道路沿いに、ひたち海浜公園ICへと至るルート。
そして、いわき・仙台方面からお越しの方なら、常磐自動車道を通り、日立南太田ICから約15kmといった距離になります。

園内には、大型駐車場が2カ所、そして中規模の駐車場が1か所あります。
休日やイベント時などには、かなり混雑しますので、迂回ルートに従って進んで下さい。
周囲には、寄り道スポットも多く、その中でも複合文化施設として知られる、水戸芸術館がおすすめです。