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代表的な消耗部品について知っておこう

バイクの主な消耗部品

バイクというのは、車種やメーカー、排気量などによってもかなり異なりますが、だいたい600個〜1,500個の部品から成り立っています。
パーツの中には、走行距離などに応じて定期的に交換しなければならない「消耗部品」というものがあります。
消耗部品は必要に応じて新しいものに交換しないと、正しい走行ができないなどの不具合が出てきます。
ですから、バイクによく乗る人は代表的な消耗部品について、ある程度の知識を持ち合わせておくことが重要です。

数あるパーツの中でも特に消耗しやすいものとしては、エンジンオイルとフィルター、エアクリーナー、タイヤ、ディスクブレーキなどが挙げられます。
ブレーキホース/クラッチホースなども消耗しやすい部品ですので、定期的なチェックが必要です。

ゴム部品は劣化が早い

ブレーキホース/クラッチホースは非常に大切な部品ですが、ゴム製で劣化が早いというデメリットがあります。
ブレーキホースは油圧ブレーキ、クラッチホースは油圧クラッチに使われている部品で、消耗すると紫外線などの影響で硬化し、ブレーキフルードが漏れてしまうリスクが出てきます。
ブレーキフルードの寿命は2年とされており、ブレーキホースのほうは4年に一度の好感が必要です。
なお、ブレーキフルードを継ぎ足す際には必ず同じDOT企画のブレーキフルードを混ぜるようにしましょう。

タイヤは路面に直接触れるパーツということもあり、摩擦や劣化が激しいのが特徴です。
消耗しているのにも関わらず使い続けていると、走行中にバーストする心配もありますので注意しましょう。
ひびやスリップサインを見かけたら、迷わずに交換することが大切です。
タイヤを長持ちさせるためには、定期的に空気圧を点検することが重要なポイントです。

バイクのマニュアルをよく確認しよう

バイクのマニュアルを読むと、消耗部品の交換時期・目安が掲載されていますので、順守するようにしたいものです。
混合気に着火して燃焼させるためのスパークプラグは消耗しやすい部品のひとつで、消耗がひどくなると火花が出なくなるため着火ができなくなります。
スパークプラグに関しては6ヶ月ごと、または7,000kmごとに消耗していないかどうか、あるいは汚れていないかどうかを点検する必要があります。
さらに18ヶ月ごと、または20,000kmごとにパーツを交換することが推奨されています。
「まだだいじょうぶ」と思って交換せずに走り続けていると、ツーリング先で突然着火しなくなってしまうこともありますので気をつけましょう。

バッテリーも定期交換が欠かせない部品のひとつです。
密封型バッテリーは定期交換する必要がありますが、開放型バッテリーであればバッテリー液を補充するだけで済みます。