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サビ対策とメンテナンス

バイクのサビを防ぐために気をつけるべきこととは?

サビはバイクの大敵です。
見た目が悪くなるだけでなく、耐久面の劣化や故障の原因になるなど、デメリットしかありません。
サビが発生したまま放っておくと症状がどんどん悪化していき、リカバリーに多くの時間と手間がかかります。
場合によっては自分では手に負えなくなり、修理に出さざるを得なくなることもあるのです。
大切な愛車に長く乗り続けるためにも、サビは未然に防ぐことが大切です。

サビの原因は主に水分で、水が空気中の酸素と結びつくと酸化が始まり、金属を腐らせるのです。
サビを防ぐためには、バイクについた水分をこまめに拭き取り、しっかりと乾燥させる習慣をつけましょう。

最も効果的なサビ防止対策は、屋内ガレージに駐車することです。
屋内ガレージが確保できない場合、防水カバーをかけて雨からバイクを守ってあげてください。
とはいえ、カバーの内部は湿気がこもりやすいため、防水カバーをかけるだけではサビ対策は不十分です。
こまめにカバーを外して中にこもって湿気を逃し、バイクをしっかりと乾燥させましょう。

水分で特に注意したいのが、海水です。
水に塩が混ざると、物質の伝達スピードが早くなるからです。
海辺の町では車やバイクがサビやすいのは海水に含まれる塩分が原因で、塩分がサビの進行を加速させているのです。
海辺の町に住んでいる方はもちろんのこと、海岸をツーリングしたときなども、塩気を含んだ水分がバイク表面に付きやすいので要注意です。
洗車をして塩分を取り除き、その後しっかりと乾燥させましょう。

そしてもう1つ気をつけたいのが、キズです。
バイク表面にキズがつくと、そこから内部へと水分が侵入し、サビが発生しやすくなります。
砂利や小石が車体に当たり、キズがついてサビが発生する、そんなケースも多いのです。
特に山道は砂利や小石が多いので、帰宅後はキズができていなかをチェックし、しっかりとメンテナンスを行いましょう。

バイク本体に水分を残さないことも大切ですが、水分を寄せ付けないようにすることも大切なサビ対策です。
洗車の仕上げに、防サビスプレーでコーティングしておきましょう。
スプレーが面倒という方には、防さび剤が配合された洗剤で洗車をする方法がおすすめです。

効果的なサビ取りの方法

気をつけていたのにサビが出てしまった、そんなときはなるべく早めに対応しましょう。
最も簡単なのは、キッチン用など家庭で使われているクレンザーで磨くことです。
細かな研磨剤が含まれているので、初期のサビならきれいに落とせます。

家庭用クレンザーでは落ちない場合は、バイク専用のサビ取り剤を使いましょう。
より効果的にサビを落とせます。