エンジンオイルについて

バイクに乗る人にも理解してほしいエンジンオイルの役割

バイクに乗る際、ある程度のメンテナンスや管理は自分で行うべきことです。
自分の命を守るための保険となるのですから、バイクについて知識を持っておくことも求められますが、まずエンジンオイルの役割を理解しておきましょう。

エンジンオイルにはいくつかの働きがあります。
一つは潤滑作用で、エンジン内部に油膜を貼り、金属接触面の摩擦を減らすという働きを持っています。
摩擦を減少させることでバイクのエンジン内部を保護、潤滑させるという作用を持っています。

更にエンジン内部をエンジンオイルが循環し、ごみ、金属片、金属粉など汚れを除去するという洗浄作用、オイルが循環する際にエンジン内で発生した熱を冷却するという冷却作用も持っています。

エンジン内ではシリンダーとビストンが動いていますが、このときわずかな隙間が出来ます。
そこでエンジンオイルはこの隙間を密閉し、ガスの吹き抜け予防を行い、エンジン本来の出力を実現します。

エンジンオイルが内部にしっかり循環することでエンジン内部の金属面に薄い塗膜をはり、空気、水分によって発生するさびを防止するという役割も持っています。

エンジンオイルはどのようなものを選択すればいい?

エンジンオイルを比較検討する際には、粘度、成分、規格という三つを比較します。
純正指定ベースにしたがって、使い方、気温などを考慮し、企画についてはJASOに準じたものであれば問題なく利用できます。

成分についてはどのくらいの性能を求めるのかによって使い分けが必要ですが、価格が高いものを選択されるよりも、安いものをこまめに交換するほうがエンジンのためになるといわれています。

こうしたことがよくわからない・・・という方は、バイクメーカーが指定している純正オイルを利用すれば問題ありません。
安心して利用したいという場合、またバイクに乗り始めて未だそれほど知識を持っていないという方は純正オイルの利用をお勧めします。

粘度についてはどこを見ればいいのか?

粘度についてはアメリカの標準化団体の略称、SAEの指数に準じているものなら問題ありません。
通常、SAE 10W-40といった表記になっています。

10Wというのは低温の際の粘度の数値、Wはウィンターという意味で、低温時、冬場でもその数値並みにしか固くなりませんと表記されているのです。
40という数値は高温の際の粘度で、このベースとなる粘度指数の数字が大きいほど粘度が高く、高温になっても粘度を保ち油膜切れなど起こしにくいとあらわされています。

エンジンオイルはどのくらいのスパンで交換する?

エンジンオイルの交換時期ですが、通常、3000kmから5000km、もしくは半年に一度交換することが望ましいとされています。
ただ使用頻度が高いという人の場合、km数で交換を考えたほうがいいでしょう。

自分なりに、何キロになったら交換するという約束事を作っておいて、しっかりまもるようにすれば、オイル交換を忘れることもなく安心です。